2010年10月1日金曜日

ERPと日本商習慣

ERPの世界では、「ERPパッケージの機能が、日本の商習慣に対応しているか」というのが問題になります。
◆ 製造
・ 有償支給
・ 内示
・ 製番管理
・ かんばん

◆ 販売・購買
・ 仮単価
・ リベート(複雑な計算式とか)
・ 月次一括請求(ERPでは各受注に対して請求、が基本)

◆ 会計
・ 消費税(課税、非課税、免税、不課税または対象外)
・ 5・10日締め
・ 手形管理(例:現物管理、半金半手、手形分割など)
・ 全銀協のFBデータ
・ 減価償却
- 会計用、法人税用、償却資産税用など
・大半の会社では、法人税用の耐用年数を会計用にも使用。
外資系の会社では、会社のグローバルルールを会計用に使用
することも。
・但し、IFRSでは、会計用に法人税ルールを使うのはNG。
- 端数処理
日本の法人税法では1円未満切捨て
例えば、Oracle EBSは四捨五入(だったと思う)
・ 固定資産関連レポート
- 償却資産申告書
・市区町村の設定要
・自動車は申告不要(自動車税がかかるので)
・ソフトウェアなどの無形固定資産は申告不要
- 種類別明細書
- 法人税確定申告書(別表16)

From:ERPコンサルタントのブログ

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