2010年9月8日水曜日

【読書筆記】 図解 よくわかるかれからの物流

1章 物流とは何か
2章 物流のしくみと機能
3章 物流管理と物流戦略
4章 物流センターの構築と運営
5章 流通、サプライチェーンが変える物流
6章 ITが変える物流
7章 環境問題が変える物流
8章 グローバりゼーション変える物流
9章 進む物流アウトソーシング
10章 これからの物流関連ビジネス

<2010/09/08>
1章 物流とは何か
距離と時間の隔たりを埋めて、「使える状態」にするのが物流。
・ 物流を構成する6つの連携活動:
保管、流通加工、包装、荷役、輸送、情報

・ 分類: 調達物流、生産物流、販売物流

2章 物流のしくみと機能
・ 物流コストの過半を占める輸送費(57%、続いて保管費:18%)
・ 輸送費(調達輸送費:9.8%、社内輸送費:12.5%、販売輸送費:35.2%)物流コストの過半を占める輸送費(57%、続いて保管費:18%)
・ 輸送費削減のひとつ方法として、直送(物流センター、SP、卸センターなどを経しない)
・ 輸送機関:鉄道、航空、トラック、海運、内航。輸送機関を選択する際、貨物がもつ条件(商品の特性・物流特性・顧客特性など)にあわせて行う必要がある。

<2010/09/09>
3章 物流管理と物流戦略
適正な物流サービスを供給しながら最小の物流コストを達成する。 
① 物流戦略立案のステップ
事業戦略レベル(標的顧客、市場 ← チャネル戦略、製商品戦略、顧客サービス戦略)

物流戦略レベル(納期サービス、輸送サービス、在庫サービス)

基幹構築レベル(物流ネットワーク構築(拠点配置)

機能レベル(倉庫管理、輸配送管理、在庫管理、包装管理)

推進体制づくり(物流コスト管理、物流管理子会社、物流管理組織(物流人材、物流外注管理)、物流情報システム)

② 物流ネットワーク構築の基本
納期サービス: リードタイム(長:集約、短:分散)
在庫サービス: 品揃え、即納率(常備アイテム/取扱アイテム)、在庫サービス率(納品量/出荷量)
⇒ 常備品が多いと、物流センターが大きくなる
アイテムあたりの受注ロット
⇒ ロットが小、棚数が多い。
輸送サービス: どこまで(軒先渡し、店内)、いくつから 
⇒ 輸送システムが決まる

③ 物流効率化の手順
・ 直通化(情報の直通化、輸配送の直通化)
・ 大量化(集約化)
・ 平準化
・ 差別化
・ 商物分離(受注処理業務、倉庫内業務、配送業務)
・ 共同化
・ 外注化(アウトソーシング、3PL)

4章 物流センターの構築と運営

<2010/09/14>
8章 グローバりゼーション変える物流

 ・特徴:① 税関、保険の手続きが複雑になる ② 輸送リードタイムが長くなる ③ 多様な輸送モードの組み合わせが必要になる(空運、海運、陸運)
 ・輸送効率が良くするためのハブアンドスポーク方式(自転車車輪状)
  N個所必要の路線数 メッシュ型 N(N-1)/2 ハブ型 (N-1)
 ・3PL:3rd party logistics 荷主(shipper)、運送人(carrier)の間に立って業務を行う運送取扱人。
  ① 通関手続きの書類作成業務
  ② 輸送予約(安価の便のため)
  ③ 各種物流作業の提供(保税倉庫での保管、梱包、仕分け、検査)
 ・情報システム:TRAXON、NACCS(貨物通関情報処理システム)、湾港EDIなど

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