2010年9月17日金曜日

【MM業務要件整理】購買計画

購買計画:生産計画に基づいた将来の資材調達の計画立案・在庫監視を行う。

 基準生産計画 → 詳細生産計画 → 工場出庫予定
            ↓
            ↓→ 原材料在庫計画 → 使用予定数量算出 → 発注 在庫監視 → 調整

 上位生産計画をうけて、資材の所要量を算出して購買計画を作る(発注の元データ)


1.対象範囲

2.計画サイクル
  ・週次、日次
  ・月次
  ・年次

3.発注パターン
  ・日次発注、日次納入
  ・週次発注、日次納入
  ・週次発注、週次納入
    → 実現方法: ① 発注サイクルごとに、MRP管理者を設定する
            ② 該当MRP管理者を品目マスタに設定、キー項目としてMRPの対象データ抽出
              (MRP ユーザーEXITの設定が必要)
4.資材在庫の考え方
  ・運転在庫:生産使用量を満たすために必要な正味所要量
  ・安全在庫:予想外の消費および納入/生産LTのぶれに対応ために常時保持しておく在庫量
  ・ロス在庫:資材の歩留により発生する、ロス分を見越して保有する在庫
  ・制約在庫:所要量と発注・輸送ロットなどの差によって生じる在庫

5.不良率
  ・歩留の設定は、BOMと品目マスタの両方に設定できる。

6.ロットまとめ
  ・購買情報マスタの丸めプロファイル
  ・供給量割当マスタの丸めプロファイル

7.日付計算
  ・稼働日カレンダー
  ・納入予定日数(購買情報マスタ、品目マスタで設定する)
    → SAP標準ではカレンダー日計算で所要日から発注予定日を計算しているが、稼働日計算するであれば、追加開発が必要。

8.計画タイムフェンス
  設定すると、MRPを実行してもその期間内に新しい手配が作成されない
  ・稼働日カレンダー
  ・納入予定日数(購買情報マスタ、品目マスタで設定する)
    → SAP標準ではカレンダー日計算で所要日から発注予定日を計算しているが、稼働日計算するであれば、追加開発が必要。
  ・入庫処理日数

9.供給元の割当
 ・ 供給元一覧
   ① 仕入先の割当:複数社購買を行う場合、供給量割当と併用してそれぞれ割当方針を設定することができる。
   ② 契約伝票の割当:同一期間では、MRPを回して割り当てることが出来るのは一契約伝票のみ。契約残数量は考慮されないので、マイナスになっても契約伝票が割り当てられてしまう。(発注変換時にエラーで制御することが可能)
 ・ 供給元割当

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おそれいります。

購買依頼伝票の承認日付はどのように計算されていますでしょうか。